妖怪ネクロの時代が来たか?
先日jcgの予選が行われたみたいですが、決勝トーナメントに進出した人の採用デッキを見ると全員が妖怪ネクロマンサーを採用していたようです。
そこで今回は妖怪ネクロマンサーの強さの理由について考察していきます。
妖怪ネクロはどんなデッキか
妖怪ネクロは今弾に追加されたカードを中心に組まれたデッキタイプです。
主なリーサル手段としては酒呑童子の進化時効果を利用し大妖狐・ギンセツやレジェンダリーファイター、プリンゴースト・ミヤコなど除去と疾走を同時に行うことで押し切るデッキとなっております。
必殺
ファンファーレ ネクロマンス 8; 自分のEPを1回復。
進化後
必殺
進化時 このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分が「元の攻撃力か元の体力が1のフォロワー」をプレイしたとき、それは疾走 を持つ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
なぜ強いのか?
いくつか理由をあげると
- キーカードのサーチが容易
- 大妖狐・ギンセツが様々なデッキに相性がよい
- 疾走で顔を詰めるのと同時に除去もできる
これらが大きな要因と思われます。
キーカードのサーチが容易
どのデッキにも言えることですがキーカードを引けるか引けないかで勝敗が決まるのはよくあることです。
妖怪ネクロにおいては火車がサーチにおいて非常に優秀な役割を持っています。高確率でキーカードをひっぱってこれるのでデッキの安定感とても高くなります。
ファンファーレ 元の攻撃力1のフォロワーをランダムに1枚と、元の体力1のフォロワー(火車を除く)をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
大妖狐・ギンセツが様々なデッキに相性がよい
大妖狐・ギンセツは9コストのフォロワーで一見使いにくいようにも感じますがアクセラレートで出す一ツ尾狐が守護、突進を持っておりとても優秀で破格の性能となっております。
また大妖狐・ギンセツ本体で使っても一ツ尾狐がドレインを持つので守護を張りながら除去と回復をすべてこなせるオールラウンダーです。また前もって永遠の花嫁・セレスの永遠の誓いを発動しておけば7ターン目には大妖狐・ギンセツを使うことも可能です。
式神ウィッチや潜伏ロイヤル果てにはアマツエルフにも大妖狐・ギンセツを使えば勝ち筋を見出すこともできます。
アクセラレート 2; 一ツ尾狐1体を出す。
アクセラレート 5; 一ツ尾狐3体を出す。
自分の場に一ツ尾狐が出るたび、それは+1/+0されて、ドレイン を持つ。
ファンファーレ 一ツ尾狐4体を出す。
疾走で顔を詰めるのと同時に除去もできる
妖怪ネクロの酒呑童子で疾走できるフォロワーはどれをとっても除去に優れています。
ひとつ例を挙げるならプリンゴースト・ミヤコですね。
ミヤコはユニオンバーストが発動すれば実質3コストで除去をしながら4点疾走さらにファンファーレ効果で1回ダメージ無効がつきます。終盤でこのカードを返すのはなかなか厳しく残りのコストを自由に動かれてしまうのもなかなか厄介です。
他にも雪女や永遠の花嫁・セレスにレンジェンダリースケルトンなど酒呑童子さえ起動してしまえばやりたい放題です。
ファンファーレ 「次に受けるダメージは0になる」を持つ。
ユニオンバースト 10; プリンにしてやるの1枚を手札に加える。
じゃあどうすれば妖怪ネクロに勝てるの?
現状これといった対策は見つけられていませんが1番効果的なのは自然ドラゴンですかねヴァイディさえ起動出来れば妖怪ネクロの回復手段としては大妖狐・ギンセツの一ツ尾狐のドレインと永遠の花嫁・セレスの回復しかないのでギンセツのターンにフォロワーをおかないことを意識すれば大きく回復されることは無いでしょう。
また妖怪ネクロは遅めのデッキなので自然エルフで回復多めに構築すれば凌ぎきれる可能性もあります。
ギンセツが横展開するならゴッドコロシアムマンモスで除去しようと思う方もいると思いますがギンセツは体力が9なのでギンセツが残るとゴッドコロシアムマンモスの突進では取れません。要注意です。
まとめ
まだ環境も始まったばかりです。
「マジでしょうもねぇ環境だ」
とか言ってないでいろいろ模索してみてくださいね。